徒然ゲーム雑記

ブログの内容はあくまで個人の意見です。

話題のOverwatch League構成のコンセプトについて考える

今話題のOWL構成。

今週からプレイオフに入ったOWLでは次期パッチが適応されており、ザリアやゲンジのナーフが入ったパッチでプレイされている。

そんなOWLではほとんどの構成が固定化されている。わずか数試合を除いてほぼすべての構成が以下の構成になっていた。

 

ウィンストン

ソジョーン

リーパー

ルシオ

キリコ

 

ソジョーンルシオといった変わらぬメンツもいる中、導入して早速メタに入り込むキリコやロウティアとされ続けてきたリーパーといったヒーローもいる構成。

 

ヒーローの特徴

ウィンストンはタンクなのでもちろん、バリアやジャンプでお茶を濁すこともできる。

ジャンプによるポジショニングのしやすさ。

 

ソジョーンは(ほぼ)ヒットスキャンなので遠距離からのポークができるのでそもそも敵との距離が離れてる。いざとなればシフトで逃げられる。

ウィンストンと同様にシフトでのポジショニング

 

リーパーは殴り続けることで得られる持続ヒールとシフトによるヒットアンドアウェイ。

以上にキャラと同じTPによるポジショニング。

 

ルシオは言うまでもなくスピードブーストとウォールライドで全体のアシストとポジショニング。

 

キリコは壁走りとシフトでの機動力の高さで生存力も高く、ダイブヒーローが主軸のこの構成についていける。鈴もあるので生存力も高い。

 

すべてのヒーローに共通して言えることは機動力の高さ。機動力の高さはポジショニングや生存力に直結し強いヒーローの重要な条件の一つともいえる。

 

構成のコンセプト

無限にローテーションをして有利なポジションをとりつつ、ソジョーンのワンピックないし適切なタイミングを見計らってダイブする。

 

というのがコンセプトなのかなと思った。

複数の試合を見る限り基本的なコンセプトはここにあるが色んな選択肢があるのも強みだと感じた。

一般的なダイブから、べた足でのエンゲージもDPSのチョイスから見ても選択肢に入れられるのが強みの一つ。

キリコのウルトリーパーとのシナジーもよく、キリコのウルト一つでスキルを使わずとも機動力が上がりべた足でもダイブと同等のことが出来る。

 

従来(OW1)の典型的なダイブといえば

ウィンストン

D.va

トレーサー

ゲンジ

ルシオ

ゼニヤッタ

この構成とOWL構成との一番の違いはサポートが確実についてこれること。

ゼニヤッタは機動力がないので「やられる前にやる」が基本的なコンセプトだったのでゼニヤッタは見捨てるか、しっかりとピールして護る人数を割くことが前提だった。

それに対してキリコは壁上りとシフトがあればダイブ陣についていけるしダイブ陣が危なければラインを下げた味方の下へ飛べばいいので圧倒的に生存能力の違いが生まれる。

誰一人欠けることなく集団戦に挑むことができるのがこの構成の一番の強みと言える。

全員がついてこれるだけのスキルがあるのでローテーションしやすく、ダイブもしやすい。

 

のではないかという考え。

すべての試合を見たわけではないのでもっと見ればまた違ったものが見えてくるかもしれないし、先に述べたような考察はそもそも間違ってるかもしれないがひとつの考えとして置いておく。

 

ちなみにこの構成は全員VCが必須でコミュニケーションが大前提とされているのでランクマではただ各個撃破されていくだけの未来が見えるのであんまり強くないと思う。

 

 

OWの構成は基本的にじゃんけんになることが多い。

 

Aの構成を出せばカウンターでBの構成が出る。Bの構成を出せばCの構成が出る。Cの構成が出ればAの構成が出る。

 

このように複数の構成がまわりまわってチームは答えを出し続けていくので結局のところカウンターの構成がミラー構成になるというのはOWLにおいてありがちなメタ。

今回説明した構成がベストでこのゲームで一番強いとは一概には言えず明確なカウンターがないゆえにミラーせざるを得ないということも往々にして起こりうる。

ただ先にも言ったようにすべての試合を見てるわけでもスクリムを見てるわけでもないので現状最強な構成なのかもしれない。

 

OWLで出る構成はベストな構成であって最強ではないということはあり得るという話。

 

 

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