徒然ゲーム雑記

ブログの内容はあくまで個人の意見です。

Overwatch2 サポートロールをやりたい初心者向け

今回は少々記事が長くなってしまったので目次を利用ください。

 

 
サポートについて

前回のタンク編に続いて今回はサポート編。

私はOW1の頃からずっとサポートメインでやっていたのでちょっとニッチな話になってしまうかもしれないのでご了承ください。

 

OW2になりタンクが減ったことでサポートに与える影響は大きい。

それぞれのキャラの性質に合わせたプレイがOW1のころよりもより重要になっていると思う。重要になっていると同時に必要とされている。

 

そしてOW1よりもより”ヒーラー”ではなく”サポート”としての性質を強く帯びている。

OW1初期頃は”サポート”よりも”ヒーラー”と呼ばれることが多かったように味方を回復することが主だった役割という認識が強かった。

それもゲームへの理解が進むにつれて認識は変わっていった。

OW2になり盾が減り、お見合いが減った結果サポートにできることが増え、できることが増えた結果やらなければならないことが増えた。

 

サポートのバフ

OW2では”一秒間ダメージを受けない状態が続くと自動で体力が回復する”パッシブスキルが追加された。

この追加されたパッシブスキルにより、総じて自衛スキルが高まった。

 

OW1でサポートのケツ持ちをしていたサブタンクがいなくなったことによる補填スキルともいえる。

サポートティアリスト

今回のティアリストはかなり個人的なもの。

理解度がかなり低いキャラもいるのでそこらへんのティアはかなりあいまいなモノになるが、ご愛敬。

詳細については次の話題と並行して説明したいと思う。

 

 

アナ

まずはアナ

アナはOW2の最強サポート筆頭。

ヒール量も多く、プライマリーによる遠距離からの若干のポークも期待できる。

そしてなによりバイオティックグレネード(通称:阻害瓶)が強い。

味方に使えば阻害瓶自体にあるバーストヒールとヒールブーストによる回復量増加で瀕

死状態でもフルHPに持っていけるヒール量。

そして相手にあてればヒールを一定時間無効化させる回復阻害効果。

OW2での盾の減少によって瓶が通りやすくなり、阻害効果を入れやすくなった。HP有利を取り、阻害瓶を投げてキルにつなげやすくなったことでこのスキルの重要性は増した。バイオティックグレネードは味方にではなく出来るだけ敵に投げることを意識するだけでも集団戦の勝率は格段に上がるはず。

ウルトのナノブーストは現状ゲンジ環境ということもあり、シナジーが高いこともアナが現環境TOPティアたる所以である。

またそんな最強コンボ筆頭のナノブースト龍神スリープダーツで止められる(当たれば)といった全部盛り最強キャラである。

 

ルシオ

ヒールとヘイスト(味方の足を早くする)を持つアシストキャラクター。

アンプ・イット・アップによりヒールかヘイストのどちらかの効果を爆発的に上げることもでき、広範囲のヒールができる優秀なキャラクター。

また壁を走ることが出来る唯一のキャラクターで弾避けもでき、生存能力の高いキャラクターでもある。

ルシオアナとの相性も良く、前回書いたように集団戦そのものが軽やかになったので先にスピードブーストで仕掛けられるルシオは強いかなという印象。OW2でのスキル変更はなかったが、OW1の頃と同様変わらず強いという印象。

ウルトのサウンドバリアはこのゲームで一番最強(※諸説あり)なのでサウンドバリアがあるだけで集団戦に勝てる。

 

ゼニヤッタ

ゼニヤッタアナと同様にタンクが減ったことでダメージを出しやすくなった。

OW2で総じて固くなったタンクを不和のオーブをつけることでキルに繋げやすくなることがゼニヤッタの強み。

ウルトの心頭滅却は実質無限ヒール。前作同様、強い。カウンタープレイはアナの阻害瓶ジャンカークイーンのウルトなど極一部のスキルであることも大きな強み。

 

OW2での最も大きな変更点といえばゼニヤッタ専用のパッシブスキル

”パンチ(メレー)にノックバック効果が付与”されたことでより自衛スキルが高まった。ゼニヤッタは他のサポートキャラと比較して体が丸く、エイムしやすいことが弱点。そのためサポートの中でも優先して狙われやすいゼニヤッタだが、追加されたパッシブスキルでダメージキャラを簡単にピールできるようになった。

 

ブリギッテ

3スタックのヒールパック(リペアパック)と通常攻撃を当てることで周囲をヒールすることが出来るシールド持ちキャラ。

OW2を通してCCスキル(行動阻害系スキル)の削除が進んだことでブリギッテのスキルにも若干の調整が入った。

以前はスタンさせられたシールドバッシュもノックバックのみとなり、ウィップショットに関してもノックバックを持つ。またシールドを持っていることから単体での自衛能力の高さ、1vs1性能はサポートキャラの中でも随一。

サポートロールをやっていてどうしてもすぐに死んでしまうという人はブリギッテを触ってみるといいかもしれない。

 

キリコ

キリコの性能や使い方についてはすでに単体で記事にしているのでぜひそちらをご覧いただきたい。

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バティスト

バティストはヒットスキャンの通常攻撃と範囲ヒールを持つチーム全体の生存力を高めることが出来るキャラクター。

自己ヒールと周囲にバーストヒールを与えられるスキル(リジェネバースト)とドローンを展開させることで効果範囲内のチームメイト、自身を無敵状態にするスキル(イモータリティフィールド)を持つ。

 

チームのアシストというよりもヒールが主だった役割であるため、ヒールに意識を集中させやすい。

しかし通常攻撃でダメージも出せるので始めたてのプレイヤーは通常攻撃の方に意識を割きすぎてヒールがおろそかにならないように注意するべき。

 

イモータリティフィールドはやたらめったらに使うのではなくチームメイトが瀕死になったときだけ使うように最初は意識しよう。また、ドローンの距離感も把握しておけるとなおよい。

自身の近くにいるときは通常ヒールとリジェネバーストで対応してスキルが届かないときはイモータリティフィールドを投げてサポートしよう。

 

マーシー

マーシーは味方へヒールビーム、ちょっとしたバフビームを接続し、味方をひとり蘇生(リザレクト)させることが出来る唯一のキャラクター。

また味方の位置へ飛んでいくことが出来るので逃げスキルが優秀なキャラクター。体も細いので弾が当たりにくいことも強みである。

操作も非常に簡単でスキルもシンプルでわかりやすいのでOW2を始めたばかりの人にはぜひおススメをしたい。

 

おススメをしたいのだが、今作のサポートロールでは最も弱いキャラだともいえる…

簡単にいえば他のキャラの方ができることも多く、わざわざマーシーである必要がない。またOW2で味方へ飛ぶスキル(ガーディアンエンジェル)の挙動も変わったことでムーブも小難しくなった。

より優秀な逃げスキルを持っているキャラ、より強いバフスキルを持つキャラ、より大きなヒール量を持つキャラといったようにマーシーでなければならない理由がまるでない。

 

ただファラとの相性は依然抜群で、常にファラの方へガーディアンエンジェルを使えばヒットスキャン系のダメージキャラにしか落とせなくなる。

また低レート帯のランクであればファラマーシーを落とせるほどエイムのいいプレイヤーは少ないと思われるので無双しやすい。

 

これからサポートキャラをうまくなりたい人にはおすすめしないが、フレンドとパーティーでやるんだけどサポートやる人がいないから仕方なくサポートをやる初心者にはおすすめするキャラになる。

 

モイラ

最後にモイラだが、モイラは非常にシンプル。

通常攻撃とヒールを持ち、スキルは攻撃かヒールどちらかのボール(バイオティックオーブ)を生成し投げる。そして無敵状態になり逃げられるブリンク。

またヒールを使うには制限がある。相手にダメージを与える(通常攻撃とスキルどちらでも可)ことでヒールのスタックが回復するのでヒールと攻撃をバランスよく行う必要がある。

 

シンプルゆえにできることも少ないのでマーシー同様、始めたばかりの人には扱いやすいがキャラとしての性能は頭一つ落ち込んでいるのがモイラ。

 

他のキャラを選びましょう。

 

総括

サポートキャラではキャリーすることはできない。

タンクやダメージがキャリーできるようにしてあげるのが役割。

どんなに強いプレイヤーもヒールがもらえなければデスしてしまう。

弱いプレイヤーもアシストをもらうことでキャリーできるようになる。

 

チームを後ろから支えて、キャリーの手助けをしてあげることがサポートロールの楽しさ。

出来ることは多い。キャラによっては集団戦で与える影響はかなり大きい。

 

サポートロールをやったことない人はやってみてほしい。

サポートは後ろからチームや集団戦を見ることが出来、最も第三者視点を得られるロールなので他のロールが行き詰ったときはサポートをやってみるといいかもしれない。

いいタンクやダメージ地打ったものがわかってくるはず。

そしてサポートをやっていればサポートに優しくなれる。

キャリーもできないのにヒールしろと連呼するプレイヤーにはならないでね。(経験者談)

 

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